メニュー

医療脱毛

[2023.02.04]

当院での脱毛は2機種を用意させていただいており、熱破壊式のみの施術となります。

1.ジェントルマックスプロプラス(熱破壊式、アレキサンドライト・ヤグレーザー切り替え可)

2.ライトシェアデュエット(熱破壊式、ダイオードレーザ)

 

となります。医療脱毛について長くなりますが色々と触れていければと思います。

どの脱毛機を選ぶべきか?について最後に触れていますのでよろしくお願いします。

 

脱毛とは

レーザーやIPLによる医療脱毛が普及する以前の脱毛は、毛抜きや剃毛、ワックス脱毛といったもので一時的な脱毛で、肌の表面にある毛を処理するものが中心でした。一時的に毛が処理された状態になりますが、毛を作る部分を破壊する施術ではないため、しばらくすると毛が再び生え始め、また毛の処理をしてという繰り返しのものでした。

唯一永久減毛を目指せる脱毛法として、毛包に針を刺し電気を流すことで毛包を破壊する電気針脱毛がありましたが痛みを伴うことと全身になると根気強く施術する必要のある脱毛法でした。

レーザーやIPLによる脱毛が普及することで、永久減毛をより手軽に目指せるようになりました。

レーザーやIPLによる脱毛は黒色の反応しやすいレーザーを照射し、毛包や毛乳頭、バルジ領域などの毛周囲の組織を熱破壊することで毛が生えてこないようにする治療になります。毛には毛周期といって毛の生え変わりのサイクルがあります。レーザー脱毛で破壊できる毛は毛周期のうちの成長期のみで全体の毛の約20%程度といわれ、1回だけでは毛根をすべて壊すことはできません。2-3か月程の期間を開けることで、休止期や退行期だった毛が成長期となり回数を重ねていくことによって、徐々に毛が減っていきます。脱毛に必要な回数は脱毛部位や毛深さなどによりそれぞれです。また、どの程度の毛の状態をゴールとするかによって変わります。レーザーやIPLによる脱毛はメラニンが含まれない白い毛には反応しないため脱毛をすることが出来ません。白い毛への脱毛は電気脱毛を行う必要があります。

レーザー脱毛と光(IPL)脱毛の違い

レーザーは単一の波長で指向性が高くまっすぐに進みますが、IPLでの光は様々な波長を含み、周囲に広がります。レーザー脱毛機、IPL脱毛機とも医療用のものが存在します。海外ではIPL脱毛機で医療機器として承認を受けているものも存在します。IPLは様々な波長を含んだ光が照射されるため、毛根周囲を破壊するのに最適な波長のフィルターを選択することで脱毛を行うことが可能となり、米国ではFDAの承認を得たキュテラ社のプロウェーブなどがあります。

しかしながら、日本国内で長期減毛効果での薬事承認を得たIPL脱毛機は存在しない(他の治療用途での承認を得ているIPLは存在します)ため、IPL脱毛はエステ脱毛という印象が強いです。また、IPL脱毛の光はレーザー光と違い周囲に広がる性質があります。照射時に皮膚と隙間ができてしまったり、肌に対し斜めにプローブを当て、一部が浮いた状態で照射を行うと光が周囲に拡散してしまい出力が大きく低下してしまうため施術者の技術も大事になります。日本国内で承認機での施術を希望する場合は、使用機種についてクリニックで確認をすると良いと思います。

エステ脱毛と医療脱毛の違い

エステは光、医療はレーザーというわけではありません。

「用いる機器が医療用であるか否かを問わず、レーザー光線またはその他の強力なエネルギーを有する光線を毛根部分に照射し、毛乳頭、皮脂腺開口部等を破壊する行為は、医師免許を有しない者が業として行えば医師法第 17 条に違反する。」という厚生労働省医政局医事課課長通知(医政医発第 105 号)が出されました。

エステ脱毛は毛を生やす部位を破壊しない「除毛、減毛」の範囲内で行うこと。

医療脱毛は「長期的な減毛効果を期待」し行う施術となります。

レーザー脱毛の種類

医療脱毛にも照射の方法の違いや使用するレーザーによる波長の違いがあります。照射の方法は1ショットで毛根と毛根周囲(毛乳頭等)を破壊するのに十分な強力なエネルギーを照射する熱破壊式と同じ場所を何度も往復し重ね打ちを満遍なく行うことでじっくりと熱を加えて破壊していく蓄熱式脱毛があります。

熱破壊式脱毛では、皮膚をクーリングし1発1発ごと照射ムラのないようにレーザーを当てていきます。クーリングの仕方は冷却装置を皮膚に触れて照射をする接触型、冷却ガスを吹き付けて冷却をする冷風型があり、機種によりジェルを使用する場合もあります。

蓄熱式脱毛では、皮膚の上にジェルを塗り、接触型の冷却装置を使用し(大部分はハンドピース部、もしくはその周囲に冷却装置が付いています)クーリングしながら、熱破壊式時より出力を下げ、一定のパルス幅(照射間隔)で皮膚の上を滑るようにハンドピースを動かし、レーザーを照射していきます。1か所に一定量のエネルギーを複数回照射行っていきますが、照射の出力や機種により設定は異なります。じわじわと皮下の毛周囲に熱を蓄えていき、毛根周囲を加熱していくことで破壊していきます。

満遍なく、同じ部分を何往復もする必要があるため、プローブを動かす速さや、満遍なく全範囲を照射できるか、プローブの角度など施術者の技量によって脱毛効果が得られにくい場合もあります。

使用されるレーザーの波長はアレキサンドライトレーザーの755nm、ヤグレーザーの1064nm、ダイオードレーザー(機種により使用する波長が異なります)になります。

承認機の機種では、アレキサンドライトレーザーはキャンデラ社のジェントルレーズプロ、ヤグレーザーはアレキサンドライトレーザーとの併用機であるキャンデラ社のジェントルマックスプロ、ジェントルマックスプロプラスが有名です。

波長が805nmのダイオードレーザーを使用したルミナス社のライトシュアデュエット、805nmと1060nmの照射が可能なライトシュアクアトロ、810nmと940nmの2つの波長を照射できるダイオードレーザーを使用したエスクレピオン社のメディオスターネクストプロとメディオスターモノリスになります。

ジェントルレーズプロ、ジェントルマックスプロ、ライトシュアデュエット、ライトシュアクアトロは熱破壊式、メディオスターネクストプロ、メディオスターモノリスは熱破壊式と蓄熱式の切り替え式になります。

未承認機ではありますが、ダイオードレーザーを使用しているものの、3波長(アレキサンドライトレーザーと同じ755nm、ヤグレーザーと同じ1064nm、ダイオードレーザーで実用化されている波長の1つの810nm)を照射するソプラノシリーズ(ソプラノアイス・プラチナム、ソプラノチタニウム)があり、熱破壊式と蓄熱式の切り替えが可能です。

毛の構造と毛周期

毛は皮膚より上の部分を毛幹、皮膚より下の部分を毛根といいます。毛は毛包といわれる毛根を取り囲む組織内で作られます。成長期の毛の付け根のふくらみ部分を毛球と呼びます。毛球の中央を毛乳頭と呼び、その周りを毛母細胞が覆い、その周囲にメラノサイトが存在しています。毛乳頭は毛母細胞を栄養する働きがあり、毛母細胞が分裂増殖することで毛は伸び、メラノサイトが分泌するメラニンによって毛に色が付きます。

 毛包内の立毛筋が付着する部位にバルジ領域といわれる部位に色素幹細胞と毛包幹細胞が存在します。これらの幹細胞は成長期になると毛球部へ移動をし、分裂増殖をすることで毛が作られていきます。

体毛はたくさんありますが、毛には毛周期という生え変わりのサイクルがあり、これを繰り返しています。毛周期は成長期、退行期、休止期を経て脱毛し、しばらくしてから再び成長期となります。各周期の説明をしたいと思います。

成長期とは毛母細胞が分裂を繰り返し毛が作られている時期です。毛乳頭と毛が近くにあり、毛乳頭から豊富な栄養を受け毛母細胞は分裂を繰り返し毛は成長していきます。

退行期とは毛包が収縮し細胞分裂が停止し、休止期へ移るための時期で数週間程です。毛包が収縮しはじめ、毛根と毛乳頭が徐々に離れていくことで、毛母細胞への栄養がいかなくなり細胞分裂が停止し、毛球部が小さくなります。

休止期とは細胞分裂が停止し、毛を作らない時期です。毛包は収縮し毛隆起部(バルジ領域)付近まで小さくなり上昇します。毛と毛乳頭が完全に離れた状態になります。

レーザー脱毛は毛と毛乳頭が近くにある成長期の毛に効果を発揮します。見た目だけでは成長期、退行期、休止期の区別をすることはほぼ不可能です。

脱毛の仕組み

レーザー脱毛はレーザーによる熱エネルギーで毛包の毛乳頭、バルジ領域などの毛周囲の組織を熱破壊することで毛が生えてこないようにする治療になります。

レーザー脱毛には熱破壊式と蓄熱式があります。

従来から行われてきた熱破壊式脱毛は高出力のレーザーを照射することで毛根周囲の組織に熱を伝え破壊をします。その際、毛乳頭やバルジ領域に含まれる幹細胞なども破壊されます。

蓄熱式脱毛は低出力のレーザーを連続で繰り返し照射することで皮下の毛周囲に熱が蓄積され毛根周囲の組織が破壊されます。

 毛には毛周期があり、毛周期のうち脱毛に効果的な時期は成長期といわれています。部位により異なりますが毛全体の約20%程度といわれ、このことが脱毛は1回で終わらない理由になります。成長期や休止期の期間は部位により違いはありますが、目安としては最低2~3か月あけて照射を行っていきます。必要な回数の目安としては5~8回程度で、部位や個人差、毛のゴールの状態により必要な回数がさらに必要となる場合もあります。

 産毛、毛包角が大きい毛(皮膚に対して垂直に生えている毛)、皮膚が厚い部分の脱毛は脱毛が難しいといわれています。深さが深い毛の場合は毛乳頭が皮膚の深くにあるため、レーザーの深達度の深いヤグレーザーでの脱毛が効果的になります。また、毛の太さについても太い毛と比べ細い毛の場合は発熱量がすくなくなるため、毛包周囲を壊すための熱エネルギーに到達するためには出力を上げる必要がありますがそれに伴い火傷のリスクも高まっていきます。男性の髭脱毛はヤグの熱破壊式がいい、産毛に対して熱破壊式よりも蓄熱式の方が効果を実感しやすいといわれる理由の所以でもあります。

脱毛後の毛の抜けるタイミング

医療脱毛の後は毛が自然と抜け落ちていきます。熱破壊式と蓄熱式とでは毛の抜けるタイミングが異なりますので各々説明していきます。

熱破壊式での脱毛後は直後にポップアップ現象といいレーザーの照射直後に毛がピョンっと飛び出し抜け落ちていきます。このポップアップ現象がないからといって脱毛効果がないというわけではありません。その後、数日から2週間かけ、自然に抜け落ちてきます。

蓄熱式で脱毛後はポップアップ現象が起きないため、直後には抜けずに2週間から4週間程度かけて自然に抜け落ちていきます。

照射後は休止期の毛が成長期となり毛が生えてくることによって毛は再び生えそろっていきます。

照射漏れといわれる状態は毛が抜け落ちる期間を経過しても、線状やまとまりで不自然に毛が残っていたり、伸びてきている場合は照射漏れの可能性があります。

照射漏れで再照射の補償がある場合、剃毛をせずに来院してくださいといった指示があると思います。理由としては、照射漏れかどうかの診断ができない点もありますが、マーキングをした上で照射漏れと考えられる部分のみの照射を行わないと、短い期間で再照射を受けてしまう部位が出て副作用のリスクが高まるからです。

硬毛化

レーザー脱毛によって毛の本数は減っているものの、産毛が太く長くなった状態を硬毛化といいます。原因についてははっきりとしたことはわかっていませんが、低出力での照射により多く生じやすいという報告があります。

硬毛化が起きやすい部位としては上腕、背中、肩、うなじ、フェイスライン、前腕、大腿が起きやすいといわれています。硬毛化の発生率は稀ではっきりとはわかっていませんが、0.3%程度という報告があります。

硬毛化がおきてしまった際は、1度脱毛をお休みしたり、波長の長い皮膚の深くまでレーザーの届く脱毛機(ヤグやダイオードなど)や針脱毛へ変更したり、高出力での照射により改善されることがあるといわれています。

 

レーザー脱毛以外で多毛を起こしうる原因(脱毛効果が得られない場合考慮する必要がある原因)

いわゆる「アンドロゲン」「副腎皮質ホルモン」が多い状態で毛は濃くなります。医療脱毛を行う中で脱毛効果が得られない(得られにくい)場合にはその可能性も考慮する必要があります。

1.多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)

不規則な月経や無月経、アンドロゲン過剰産生を認めます。5~10%の女性に認められ、男性型多毛症(髭、胸毛、肩、下腹部、背部など)をきたします。

2.薬剤性多毛症

ステロイドや血管拡張薬(ミノキシジル)などの内服により起こることがあります。

 

その他、下垂体・副腎・卵巣の疾患でも生じることがあるため医療脱毛を継続していく際、硬毛化を起こした際は何らかの疾患が隠れていないか考慮する必要があります。

 

脱毛に伴う副反応やスキントラブル

赤み・腫れ

 頻度として多いものは照射後の赤みや腫れです。冷やすことで1~2日で落ち着いていきますが、数日続く場合は火傷の可能性もあります。

 

毛嚢炎

 毛嚢炎は皮膚の表面にいる常在菌(黄色ブドウ球菌やマラセチア菌など)が毛包で炎症をおこした状態のことをいいます。乾燥や擦り傷、かみそり負けなどによって皮膚や毛包部にできたわずかな傷から菌が感染し炎症を起こした状態で、毛穴に一致した赤いプツプツを認め、プツプツに中に白い膿を含むことがあります。毛嚢炎は摩擦の多い首や皮脂・汗の多い背中、蒸れて菌の増えやすい陰部やおしり、男性の髭(剃刀後)などに出来やすいといわれています。

レーザー脱毛による毛嚢炎は毛包に熱が加わり、その熱による毛包内の炎症によって直後から毛嚢炎が起こることがあります。また、レーザー照射により一時的に皮膚のバリア機能の低下や毛包が刺激を受けることで、皮膚の表面にいる常在菌が毛包内で炎症を起こし数日から1,2週間程度で毛嚢炎になることがあります。

毛嚢炎は痛みや痒みを伴うことがあります。できてから1週間程で自然に治ることもありますが、悪化すると膿がたまり「せつ」や「よう」といった硬いしこり状になることがあります。切開で膿を出す治療が必要となる場合や色素沈着が残る場合があります。

毛嚢炎の予防には皮膚を清潔な状態に保つことが大事になります。毛嚢炎は皮膚が傷つくことでできるので、剃毛時は剃刀ではなく電気シェーバーなどを使用し、毛穴に負担の少ないもので自己処理をしましょう。

治療は肌を清潔に保ち、赤みや痛みなど必要に応じて、抗菌薬の外用や内服での治療を行います。

 

他 火傷・表皮焼け・色素沈着・色素脱出・瘢痕化 等が起こりえます

火傷は水疱形成をきたしうる場合があります。軟膏等での保護を行いながらつぶさないようにし、経過をみていきます。基本的には跡を残さず治りますが、稀に瘢痕化することがあります。

表皮焼けはアレキサンドライトレーザーでの照射時に起こることがあります。スポット径に合致して三日月状に茶褐色の瘡蓋状の膜ができます。1週間程度で膜は剥がれ落ちますが、その後色素沈着を起こします。色素沈着はターンオーバーと共に排出されていくため、色味は時間とともに戻っていきます。

脱毛部位の黒子やシミ

脱毛部位にある薄いホクロは照射の際にそこまで気にしないで大丈夫ですが、大きいホクロや色の濃いホクロだとホクロの部分に火傷が起き、ホクロの色が薄くなったり、白く抜けた状態になることがあります。また、色がより濃くなったり、大きさが大きくなることもあります。

シミにも様々な種類がありますが、老人性色素斑への照射は皮膚に沈着したメラニンと反応し薄くなる可能性があります。濃い色素沈着や老人性色素斑への照射は火傷が起きる可能性があり、照射により以前よりさらに濃くなる可能性があります。また、肝斑部分への照射は肝斑の悪化の可能性があります。

気になる部分については、シール等での保護や照射を避けると安全です。

入れ墨、タトゥー、アートメイク

照射をすることが出来ません。照射をすることによって光が色素に吸収され発熱し火傷となる可能性があります。また、レーザーにより色調が変化することがあります。

傷跡修正アートメイクの場合は、色はスキントーンに合わせた色ですが、レーザーの照射により色が変化してしまうことがあります。

入れ墨、タトゥー、アートメイクのある周囲の照射では直上の照射を行っていなくても、ジェル内の伝導等(諸説があります)で色素に吸収され反応することがあります。テープ等で保護を行ってもそのようなリスクがあるため、ジェルを使用しての脱毛の際はしっかりと色素部分と照射部分を離しての照射を行います。

当院では、レーザーがテープを透過しないようビニルテープを使用した上での照射をさせていただいております。

どの脱毛機を選択すべきか

上腕や背中、男性の髭といた皮毛角が大きい(垂直気味に生えている)毛はアレキサンドライトレーザーよりダイオードやヤグレーザーといった波長の長い「深部に届く」レーザーでの脱毛がおすすめです。

それではヤグ脱毛が万能なのか?といわれるとそういうわけではありません。

アレキサンドライトレーザーの場合は表皮焼けを起こすことがあります。表皮焼けは直後は赤み程度で、その後かさぶた化をし黒くなり1週間程度で剥がれ落ちます。その後は一時的な色素沈着を起こしますが、基本的には痕を残さず治ります。

ヤグレーザーはとても痛いです。また、スキントーンが暗めの方でも可能ではありますが、真皮熱傷を起こすことがあり、見た目上は軽度であってもその後瘢痕化し痕が残るため、全身をヤグレーザーで行うのは効果、痛み、リスクを踏まえると現実的な選択肢ではありません。ヤグレーザーはあくまでも他の脱毛を行った後の最後の選択肢としての扱いが良いかと思います。

ダイオードレーザーはアレキサンドライトとヤグの間の立ち位置になります。ある程度の深さの毛も対応可能で、黒色への吸収率もアレキサンドライトほど高くないため、全身脱毛の選択肢としてとても良い選択肢だと考えられます。

 

脱毛機の選択方法(参考用)

具体的な例となります、ご参考にお願いします

男性の髭脱毛:ライトシェアデュエット、ジェントルマックスプロプラス(YAG)

痛みと効果のバランス的にライトシェアデュエットがおすすめ。。波長がアレキサンドライトレーザーより長いため深い毛に対しても効果を発揮していきます。ジェントルマックスプロプラスの場合、脱毛を始めた初期はアレキサンドライトレーザーでいいのですが、ある程度毛が減ったところではヤグレーザーへ切り替えもしくはライトシェアデュエットへの切り替えを行い、深い毛に対してしっかりと脱毛を進めていけるといいと思います。また、日焼けをしているとALEXは火傷のリスクが高まるため注意が必要です。

女性の顔脱毛;ジェントルマックスプロプラス(ALEX)、ライトシェアデュエット、ジェントルマックスプロプラス(YAG)

ALEXでのメリットは毛がなくなることでニキビもできにくくなり、色の濃いシミの治療や毛穴の引き締めといった美容医療面の効果も期待できます。何回かALEXで脱毛を進めた後のしぶとい毛、具体的には口周りといった皮毛角の大きい深い位置にある毛はライトシェアデュエットやジェントルマックスプロプラス(YAG)の脱毛がいいかと思います。

VIO脱毛:ライトシェアデュエット、ジェントルマックスプロプラス(YAG)(ALEX)

VIO部分の特徴としては皮膚自体の色素が多く黒ずんでいることが多いです。レーザー脱毛の中で、ALEXが黒色に反応しやすいため火傷や表皮焼けを起こしやすいです。毛自体は太く、黒色でメラニンを多く含むためどの脱毛機でも効果を得られやすいです。また、痛みを強く感じる部位でもあるので、総合的にライトシェアデュエットでの脱毛がいいかと思います。

脇脱毛: ライトシェアデュエット、ジェントルマックスプロプラス(YAG)(ALEX)

脇は肌の色次第となります。汗による湿疹や制汗剤、ふき取りシートなどの影響で色素沈着を起こしている場合はALEXで火傷や表皮焼けのリスクがあります。毛自体は太く黒くメラニンを多く含むためどの脱毛機でも効果を得られやすいですが、皮膚の色調や痛みを考慮するとALEXやライトシェアで進めながら、ある程度減毛したところでライトシェアやYAGでの脱毛を進めていくのがいいかと思われます。

 

 

脱毛は「肌の色や状態」、「脱毛希望部位」、「痛みに耐えられるか」

に応じた機器の選択をしていくのがいいかと思われます。

一番いい脱毛機を頼む。っといわれても「〇〇の脱毛機で大丈夫だ、問題ない。」とは言いにくいのですが、こちらの記事を参考にしていただき肌に合った機器の選択のお手伝いができれば幸いです。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME