メニュー

ポテンツァとは?

[2022.07.05]

RF(高周波)による熱作用を利用し、ダウンタイムをほとんど起こすことなく、肌質改善を目的とした治療です。マイクロニードルという外径が0.25mmである32Gの極細針を肌に挿入しながら、針先からRFを照射し、真皮層に熱エネルギーを与えることで肌が本来持つ創傷治癒機能を引き出します。RFによる止血作用により出血を抑えられるため、ダウンタイムを抑えることができます。

①針の自体の刺激

②RFにより加わる熱エネルギー

により肌はダメージを修復しようとする過程でコラーゲンやエラスチンなどの産生を促すため、小じわや肌の弾力、毛穴の開きに対して高い効果を期待できます。

チップにより熱の加え方に特長があります。当院では、CPチップとSチップを取り扱わせていただいております。

チップごとの特徴について

ポテンツァといえばマック―ムを導入するイメージすることも多いかと思いますが、チップにより治療目的やターゲットとするものに違いがあります。

当院では主にCPチップとSチップでの施術をさせていただいております。

CPチップは針先部分以外を絶縁体でコーティングされた、モノポーラチップになります。RF治療機は電極間に高周波が流れることで、水分子が振動し熱が発生します。モノポーラとは、顔に接する針先と体に触れる電極板の間で高周波が流れるため、そのエネルギーは顔のより深部に届き、深い部分も加熱され効果を発揮します。

CPチップはドラッグデリバリーも可能で、針が抜けると同時に空気の力で皮膚に塗布された薬剤を注入します。薬剤を広範囲且つ均一、正確に浸透させることができるため、RFとのコンビネーションによる相乗効果を得ることが可能です。

以上の特徴から強い毛穴の開きやニキビ跡のクレーター、シワなどをターゲットとします。

Sチップは針の間に絶縁体でコーティングされていない部分がある、バイポーラチップになります。針同士の間を高周波が流れることで水分子が振動し熱が発生します。バイポーラの場合は針間で熱が発生するため、そのエネルギーはターゲットとした層に正確に加熱され効果を発揮します。

SチップにはCPチップのような陰圧をかける機能がないため薬剤注入には適しておりません。

以上の特徴から、毛穴の開きや顔の赤みなどをとターゲットとします。

 

チップの選択、お肌のお悩みに合わせて針の深さやRFのLEVELを調整することが可能です。

点状に針を刺してその先端からRFを照射するため、皮脂の分泌や皮脂腺周辺の炎症を抑え、ニキビが作られにくい肌状態になる効果を期待ができます。

 

1回の施術でも改善が見られますが、4~5回程度受けていただくと持続力が上がり、更なる効果を期待できます。

 

マックーム(McCoom)

ポテンツァ専用に開発されたPLLA製剤です。

拒絶反応や免疫反応を起こさない生分解性ポリマーで、体内に入ると数ヶ月~約2年かけて水分と二酸化炭素に分解されます。その後はコラーゲンの産生によって、ニキビ跡の改善や肌弾力を回復させます。

 

 

注意事項
    • 赤みや腫れ、内出血が、色素沈着が起こりうる可能性があります。
    • 稀に針の刺入部に毛嚢炎(ニキビ)ができることがあります。
    • 施術当日は激しい運動や飲酒などの血行を促進する行為はお控えください。
    • 施術後は紫外線対策の徹底と保湿を十分に行ってください。
    • 顔に金属糸や金属プレート等が入っている方は施術ができかねます。
  •  
  •  
▲ ページのトップに戻る

Close

HOME