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カベリン(脂肪溶解注射)とは?

[2023.02.21]

脂肪溶解注射とは?

脂肪溶解注射とはボリュームのある部位に対して薬剤を注射し、部分痩せを目的とした施術になります。脂肪を減量させる施術としては、熱による脂肪溶解作用を有するリニアハイフを当院ではご用意しております。同日に併用での施術も可能となっております。

一般的に脂肪溶解注射には大豆に由来するホスファチジルコリンと胆汁酸の一種であるデオキシコール酸が主に用いられます。

ホスファチジルコリン、デオキシコール酸ともに脂肪を乳化させる作用があり、脂肪細胞の細胞膜を壊し脂肪細胞から脂肪を乳化させ脂肪酸として遊離させる働きがあります。脂肪細胞自体の数も減らすため、リバウンドもしにくいといわれています。

当院ではデオキシコール酸を主成分としたカベリンを脂肪溶解注射として使用しております。

カベリンとは

カベリンは脂肪溶解注射の1種でデオキシコール酸を主成分としたものとなります。0.5%のデオキシコール酸を含み、代謝を高めるL-カルニチン等を含有し、痛みや腫れを抑えた製剤となります。

従来のデオキシコール酸が含まれている脂肪溶解注射はデオキシコール酸の濃度が薄く、効果を得られにくいものや高濃度であっても腫れや痛みが強く、長いダウンタイムを伴うことがありました。

カベリンはデオキシコール酸が高濃度で配合されているものの、腫れや痛みを抑える成分も含まれるためダウンタイムの期間を抑え効果を発揮するのに適しています。

また、デオキシコール酸は人の体内に存在するものなので安全且つ安心して使用することができます。

脂肪吸引までは行いたくない、ダウンタイムは可能な範囲で抑えたいという方におすすめの施術となります。

治療回数と注入量について

脂肪溶解注射は気になる部位にどの程度注入するかが重要となります。注入量が少なくても効果が得られにくく、注入量が多いと周囲に薬剤が拡散してしまい希望しない部位(コケがある部位など)にも働いてしまうことがあります。また、理想とする状態のためには複数回の施術が必要となります。

注入部位としては頬(いわゆるメーラーファット部分、ジョールファット部分、フェイスライン)、顎下(二重顎部分)となります。

目元(上まぶたの厚み、下まぶたのふくらみ)ですが、眼窩脂肪といい目の周囲をクッションのように囲んでいる脂肪になります。目元の脂肪溶解注射は予期せぬ腫れや炎症が目周囲で生じる可能性があるため当院では注入をお断りさせていただいております(他院様でされているクリニックもあるかと思いますがご了承ください)。

小鼻への注入も当院では基本的にはお断りをさせていただいております。施術自体は可能ですが脂肪溶解時に伴う炎症により将来的な鼻の手術へ影響を及ぼす可能性があること、鼻への施術歴がありその相互作用がどのように働くか不明であることが理由となります。

脂肪溶解作用のある施術との併用

当院ではリニアハイフとの併用をお勧めしております。リニアハイフは熱による作用で脂肪細胞を破壊する施術となり、作用機序が異なります。また、口横やほうれい線上といった瞳孔(黒目)より内側へはリニアハイフの照射が行うことができません。

相乗効果を期待した併用やリニアハイフの苦手とする部位を補完するためにカベリンを併用するといったアプローチが可能となります。

 

治療回数・間隔

顔は4~6回程度、体は6回程度

腫れや内出血がなければ1週間間隔で治療可能です。

注意事項
    • 痛みや赤み、腫れ、内出血が起こりうる可能性があります。
    • 治療の翌日以降は軽い運動やマッサージを行うと更に効果的です。
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